神代植物園を出て「湧水」http://www.yusui.co.jp/についたのは午前11時。武蔵境通りから行くと「湧水」は深大寺の手前にある。
「江戸っ子はなぜ蕎麦なのか?」(岩崎信也 光文社新書)によると、深大寺で打つ蕎麦は元禄年間(1688~1704年)から評判が高かった。現在の深大寺門前には20数店のそば屋があるが、ネットの評価で上位にくるのがこの「湧水」だ。昔1,2度来たことがあるがただし味について記憶はない。
今日は「湧水そば」を頼んでみた。「湧水そば」はそば粉を9割使ったそばで、本日のそば粉は「茨城と会津の混合」と看板に書いてあった。
因みにそば粉を9割使った「湧水そば」が750円で、普通の二八のもりそばが600円。量はしっかりあるので中々良心的な感じがする。
ところで「そば粉:小麦粉=9:1の湧水そばが750円で、そば粉:小麦粉=8:2のもりそばが600円。粉代は販売価格の4割とする場合、そば粉、小麦粉の値段はいくらでしょう」という問題を暇つぶしに考えてみた。簡単な連立方程式の問題でそば粉36円、小麦粉マイナス24円になる。しかし小麦粉のマイナスはありえない。これはストーリーの前提を間違えていた。9割そばと二八そばではそば粉の種類が違うのだ。そうでないと計算が合わない。
そんなことを考えている間に「湧水そば」がやってきた。
コシがあって美味しい蕎麦だ。追加で頼んだ野菜天ぷら(400円)もすぐ出てきた。からりと揚がっている。評判通りの良いお店と言っておこう。ここでお酒を頂きたいところだが、自宅までサイクリングが残っているのでヤメておく。
空模様が怪しくなりかけたので急いで帰ったら、12時過ぎに自宅についた。走行距離は30km弱だった。