金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

オークションでドマーニの棚を買った

2011年06月19日 | デジタル・インターネット

この前インターネットのオークションで買ったドマーニの棚が昨日(6月18日)届いた。僕は滅多にインターネットのオークションを利用しない。正確にいうと二度目である。一度目は2,3回トライしてクロスバイクを安く買ったことだった。だがこれは失敗だった。1万円そこそこで手に入れたクロスバイクは、クロスバイクの形をしたフェイクなバイクだったからだ。だがそのことで僕は出品者を悪くいうつもりはない。安いモノを買おうとして欲に目が眩んだ自分が阿呆だったと思っている。

最近テレビで福島原発に関連して、ネット上で市価の10分の1程度で偽物の放射線測定器を買った人の話をしていた。テレビは売った人を追求していたが、僕は買った方も悪いと考えている。「買った方も悪い」というと水に落ちた犬を叩くような気もするが、理由もなく安いものなどないと考えるべきだろう。

前置きが長くなったが、クロスバイクの失敗を踏まえて僕はオークションを含めてネットでものを買う時次の原則を守るようにしている。

  • 良く知ったメーカー品で、商品を特定できるもの以外は買わない
  • 著しく安いものは買わない
  • 売り手の状況を出来る限り調べる
  • 頻繁なアフターケアがいるものは対面販売で買う

ということだ。実はクロスバイクのようなものは、器用でメカ好きでない限り、専門店で調整して貰うのが楽で安心なのだ。また買う時に自分の体格に合わせてサイズを選ぶ必要がある(というようなことは後で分かった)

さてドマーニの棚、買った商品は下の写真の右側の細い方のキャビネットだ。

Domani

そもそのこの断捨離ブームの中なぜガラス棚なんか買ったか?というと、棚の一番下に飾ったお人形を見ていただきたい。これは小さい時から可愛がってくれた実家の近くのおばさんが、手習いで作ってくれた陶器の人形なのだ。とても素敵なのでガラス棚に飾ることにした。

ところで写真の左側の両開きのガラス棚は20数年前にかったもので、当時ヘンレドンという名前のシリーズだった。ヘンレドンという名前は亡くなったが、全く同じ寸法・仕様の家具を刈谷木材がドマーニという名前で販売していることが分かったのでそれを物色した。家具は出来る限り同じシリーズで揃えたいからだ。ところが新品だと定価は28,9万円する。そこでインターネットのオークションで探したところたまたま手頃なサイズのキャビネットが9.5万円で売りに出ていた。(この値段で落札確定ということだったので一発で落札した)

余談になるけれど、オークションサイトにはヤフー、楽天、マーケットプレイス(アマゾン)など沢山のサイトがある。イチイチ検索して回るのは面倒なので、つぎのようなサイトを使うと一括検索ができる。http://auction.ritlweb.com/

さて今回の買い物を自分が立てた「ネット買い物原則」に照らし合わせてみた。まず「商品を良く知っていて特定できるか?」という点。長々と書いたとおり、20数年使って好きなシリーズだから商品は良く知っているのでOK。値段は新品価格の3分の1、余りオークションに出る商品ではないので、中古品の相場はよく分からないが、安過ぎるとは思わないのでOK。最後に出品者。大阪の六家という東大阪のブランド家具の買取専門会社だ。http://www.izuya-recycle.jp/reason.html

こちらもかなり実績がありそうなのでOK。また家具なので特別のアフターケアは要らないのでこれもOK。

届いた商品は目立った傷もなく大変綺麗なので満足している。

繰り返しなるが、ネットで失敗しない買い物(特に高額な中古品など)をするには、僕はある種のdiscipline(訓練、規律、自制心)が必要だと考えている。無論粗悪品を売る人が悪いのだが、買う方にもdisciplineが欠けている場合が多いのではないだろうか?

コメント
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