金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

アマゾンで本を売る方法

2008年08月01日 | デジタル・インターネット

先日先輩とお酒を飲んでいた時「アマゾンで本を売る方法を教えて欲しい」という依頼を受けた。私は何冊かアマゾンで本を売ったことがあるので、これを機会にプロセスと多少のノウハウをお伝えしたい。

【出品用アカウントを開く】

アマゾンに出品するには出品用のアカウントを開く必要がある。アマゾンで新書などを買うためにアカウントを開いている人はそのアカウントに情報を付加することができる。アマゾンに購入用のアカウントを持っていない人はまずアカウントを開く必要がある。ここでは購入用アカウントは開設済で、出品用アカウントを開くという前提で話を進めることにする。

出品用アカウントを開くためにはまずアマゾンのホームページを開く。URLはWWW.amazon.co.jpだ。または私のブログのサイドバーにアマゾンのバナー広告を載せているので、そちらをクリックして頂いてもジャンプする。

ホームページを開いた後、画面を下にスクロールすると「マーケットプレイスで出品」という項目がある。ここをクリックすると出品手続を書いたページに移動する。「はじめての方はこちらから出品手続きを開始して下さい」をクリックすると具体的手続が示される。

出品用アカウントで必要なものは「代金を受け取る銀行口座」を登録する必要がある。

【出品する本を登録する】

マーケットプレイスで出品」を開くと、「出品したい商品をさがす」という項目があるので「本」を選択して「出品手続を開始する」をクリックする。

出品する本の登録は「書名」でもISBNでも行うことができる。ISBNとはInternational Standard Book Numberの頭文字で世界共通で書籍を特定するための背番号だ。私はISBNで入力することが多い。

後は入力項目に従って「本の状態」や「コメント」を書く。ポイントは希望販売価格の設定だ。今の一番安い値段が出ているので、本の状態などを較べながら自分の希望価格を登録する。

【本が売れた時】

本が売れるとアマゾンから電子メールで連絡があるので、その指示に従って発送する。郵送料は340円(一般に)が購入者負担で販売者に払われる。これを超える郵送料は販売者負担だ。しかし私は時々郵便局のエクスパック(500円かかる)で出荷することがある。梱包が簡単だし、早く届くので購入者に喜んでいただけるからだ。

【上手に本を売る方法】

まずある程度高い売れ筋の本を早めに出品することだろう。多少の経験からいうと「専門書的」なものは売れにくい。また新書のように安い本を売れたとしても手間隙倒れになるので、私は出品していない。

次に購入者の高い評価を得ることだ。評価は5段階で行われフィードバックは公表される。評価が公表されるので、購入者はトラックレコードに基づいて見ず知らずの販売者を信頼して取引ができる。高い評価を得るポイントは「本の状態などについて事実を正確に公表している」「出荷などの対応が迅速である」「梱包が丁寧である」などといったところだ。

私は今まで総ての購入者から最高級「5」の評価を得ているが、その理由の一つはエクスパックなどを使った迅速な対応にあると考えている。

【注意する点】

本が売れた場合2日程で出荷する必要があるので、長期に旅行する場合などは要注意だろう。

以上ちょっと気がついたことを書いた次第である。

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米国の成長率をどう見るか?

2008年08月01日 | 社会・経済

7月31日に米商務省が発表した第2四半期のGDP成長率は1.9%だった。銀行決算の悪化、自由宅価格の下落、石油価格の上昇という厳しい環境下では健闘している。これは弱いドルに輸出が助けられたことと、4月末から7月始めにかけて政府が860億ドルの個人向け税金還付を行ったことによる。また商務省は昨年第4四半期の成長率を0.6%から-0.2%に下方修正した。今年第1四半期の成長率は0.9%である。

米国の公式なリセッションの定義は、二期連続のマイナス成長だから今のところ、リセッションに陥らず頑張っているというところだ。

エコノミスト誌は8月始めの連銀公開市場委員会は、政策金利を2%で据え置くという見方が多いと報じている。

私はアメリカの成長率はもう少しダウンするのかと思っていたが、結構抵抗力があるものだ。エコノミスト誌は米国企業が積極的に在庫を減らし、そしてまた積み上げる~つまり正常な商売のサイクルが回るということか?~なら、GDP成長率はかなり高くなると見ている。

今の米国経済は限界部分で輸出依存型になっている~住宅産業の落ち込みを輸出でカバーという感じ~ので、成長持続は貿易相手の経済状況によるところが多いということだろう。

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