金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

Ward off (イディオム・シリーズ)

2008年08月08日 | 英語

Wardには名詞で「(病院などの)大部屋、監房」という意味や「受け太刀」という意味がある。動詞としてはoffを伴って「(危険・攻撃などを)かわす」という意味がある。

今日(8月8日金曜日)は北京オリンピックの開会式の日だ。それに関して次の文章がファイナンシャルタイムズに出ていた。Staff from China's "weather modification" departments have deployed aircraft,artillery and rocket launchers to ward off rain before the three-hour ceremony in Beijing's spectacular but roofless "bird's nest"stadium.

中国の「天候変更」局のスタッフは北京の豪華だが屋根のない「鳥の巣」スタジアムで行われる3時間の儀式の前に雨を避けようとして、飛行機、大砲、ロケット発射台を配置している。

昨夜の天気予報では当日の北京は曇りながら雨は降らないということだが、雨を避けるテクニックを披露することになりそうだと新聞は報じている。

「天候変更」局はからからに乾いた土地に雨を降らせたり、破壊的な雹の嵐が起きる前に雨を降らせることで彼らの能力を自慢している。しかしヨウ化銀などを「雲の種」して雨を降らせることについて、専門家は効果の程を疑問視していることも事実だ。国際的な気象専門家の中には「雨を降らせる技術なんて金と時間の無駄遣いだ」と言っている人もいる。

昔日照りで困った時は高僧を招いて雨乞いをした。雨を降らせることができた高僧はタイミングが良かったかあるいは観天望気の能力に優れていて、雨の降る時期を選んで祈祷を行ったのだろうと私は考えている。現在の「降雨技術者」の中にも優れた天気予報者がいるのかもしれない。

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【福島駆け足旅行】「まつり」と袋田の滝

2008年08月08日 | 旅行記

短い夏の旅行の最後は茨城県の袋田の滝に寄って帰ることにした。あぶくま鍾乳洞から一般道を通って袋田の滝を目指す。この辺りは初めてくるところで土地勘は全くないが、ナビ任せで車を走らせる。国道118号で棚倉に通りかかったところに「まつり」という名前の食堂があったので立ち寄ったがこれが中々正解。住所は福島県東白川郡棚倉町大字棚倉字崖ノ上45-1  で電話は0247-33-8188だ。

頼んだチャーシュー麺を食べ始めると人懐っこいご主人が「どこへ行くの?」と話しかけてきた。その後半ばおじさんの自慢話っぽいが「店で出しているものは何でも自然食品か手作りだ」という。麺も手作り、焼き豚も自分で焼いたものということだ。ご主人は山菜から岩魚・山女・あゆ・タニシなんでも取る。そのフィールドは近所の山かと思うと遥かに広く新潟、秋田まで出かけているというから驚きだ。「チチタケ」というきのこを800円で分けてもらった。チチタケはなす、ベーコンと一緒に炒めると美味いという話(帰宅後やったところ本当に美味しかった)。滅多にくるところではないが、また近くにくることがあれば寄ってみたいお店だ。酒に合うつまみが多い店で、焼酎のボトルキープが並んでいた。町から離れた国道沿いの店だけに飲んだ人はどうして帰るのか気になるところだ。

さて棚倉で昼飯を済ませて、50分弱で袋田の滝に到着。さすがに日本の三大瀑布の一つだけあって沢山の人が来ている。因みに後二つの滝は、華厳の滝と那智の滝だ。三大何とかの中にはレギュラー争いのあるものもあるが、三大瀑布はこの三つの滝で固まっているようだ。

Hukurodanotaki1

滝につながるコンクリートのトンネルを抜けると目の前に袋田の滝が落ちていた。標準レンズでは全貌が入らないので広角レンズに変えて滝全体を撮った。

Hukurodanotaki2

トンネルの出口の手前につり橋へいく道がある。その横から滝の下段を撮った。昨夜来の雨で水が濁っている。こちらから見ると滝は思いの外傾斜が緩かった。冬になるとアイスクライマー達が滝を登っているが、この傾斜だと慣れた人なら登り易いのかもしれないと思った。もっとも少し登るとすごい迫力だろうから、アイスクライムの熟達者の世界で我々では想像の域を出ないが。

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