今日(25日)ワイフが証券会社で国債を買うというので、口座開設について行った。ワイフは前は郵便局で国債を買っていたが、証券会社で国債を買うと「商品券」が貰えるので、今度は証券会社で買うと言う。ところが比較的少ない購入金額で商品券を貰うには、インターネット取引で国債を買わないといけない。店頭に出向いて購入すると、商品券が貰えないのである。証券会社の窓口で聞くと、今から口座開設の申し込みをしても、オンライン取引ができるようになるのは来月になるということだ。つまり今回募集中の国債には間に合わない。
証券会社の店頭で国債を購入して商品券を貰うには、少しまとまった金額の国債を購入する必要があるのだが、ワザワザ午前中会社を休んだ位なので「少しまとまった金額」の国債を購入して「商品券」を貰うことにした。それにしても、インターネット経由で国債を買うと、商品券が貰えて店頭に足を運んで同じ金額の国債を買っても商品券が貰えないというのはどこか変な気がする。
店頭に足を運んでくれる人を優遇して、多様な商品をセールスするべきだと思うのだが、インターネットに顧客を誘導する方が証券会社にメリットがあるのだろうか?
この後、先証券会社への送金等に手間がかかる。まず郵便局(今は郵貯銀行か?)に出かけて証券会社口座に送金しようと思ったが、郵貯「銀行」から「銀行」への送金はできないので、キャッシュを引き出して銀行に持って行くことにする。ところが窓口が混んでいる上、係りの人の処理能力が低くて大変時間がかかる。どう処理能力が低いか?というと「処理の手戻り」が多いのだ。「待っていて下さい」といっておいて暫くしてから「暗証番号を入力して下さい」と呼び出す。(払い戻し請求書に押印していても、暗証番号が必要らしい。そうであればまとめてやって欲しいのだが)
どうも事務処理に堪能な職員が少なそうである。
次に某メガバンクの窓口に行き同じ銀行の違う支店に現金送金すると送金手数料525円を取られた(これは証券会社が払ってくれるのだが)。日頃ネット送金ばかりで現金を持ち込んだ送金はしていないので、現金での送金手数料の高さには呆れてしまった。
メガバンクの窓口も混んでいる。こちらの処理能力は郵貯銀行よりは高いが、それでも事務室の中で色々人に聞きながら処理をしている職員が多い。もっとも職員といったが、かなりパートタイマーの人もいるようだ。このため昔の銀行に較べると、全般的に事務処理速度は低下しているような気がする。
こんなことをしていると午前中のほとんどが潰れてしまった。国債を買って商品券を貰うのも楽ではない。