金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

郵便の電気自動車化に若干疑問

2008年06月02日 | うんちく・小ネタ

今日(6月2日)の日経新聞朝刊のトップニュースは「郵便事業会社が全車両を電気自動車に」というものだった。新聞によると、軽貨物自動車など2万1千台を順次電気自動車化(つなぎとしてハイブリッド車を利用)していくというものだ。

私は郵便事業が使う車両を電気自動車化することについて反対するものではない。しかし国民経済的な観点や地球環境保護の観点からいうと、郵便物総数の削減と集配便の削減ということを考えるべきではないだろうか?

無論郵便物が減ると、収入が減るので、郵便事業会社としては口が裂けても自分では言い出しにくいだろう。だが個人的にいうと自宅に送られてくるダイレクトメールや証券会社の報告の類の7割程度はダイレクトにゴミ箱に行く。紙と郵便配達に使うガソリンは全く無駄になっている。

郵便の替わりに「インターネットや電話を使え」というと、インターネット環境が整っていない人や不慣れな人から反発を買うかもしれない。しかし「電子メールで済ますことができるものは電子メールで済ます」という風土を醸成することが必要ではないだろうか?

無論「モノ」は電子メールで送ることは出来ないので、「モノの配達」は必ず残る。しかしガソリン高や何時か来る原油の枯渇という問題を考えると「個人宅配業務の統合」を行い、ある一つの業者が宅配を統合する方が効率的であろう。もっとも今の段階でこの意見を唱えるのは急進的過ぎるだろうが。

今の段階では郵便事業会社には悪いけれど「環境保全の観点から郵便物を削減する」という主張に留めておこう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クール・ビズにはなったけれど

2008年06月02日 | うんちく・小ネタ

今日(6月2日)から、クール・ビズを開始する会社は多いと思うが、朝の通勤風景を見ると、クール・ビズ・スタイルで出勤する人は少なかった。少ない理由は気温が低いのである。気象庁の統計によると、昨日の東京の最低気温は13.4度、最高気温は23.5度、平均気温は18.7度だった。同じく気象庁の過去3年のデータを加工して、6月上旬の平均を出して見ると、最低気温の平均が18.1度、最高気温の平均が24.5度、平均気温の平均が20.9度である。目立つのは今年の最低気温の低さである。

気象庁の過去データは、こちらのホームページから入手できる。http://www.jma.go.jp/jma/menu/report.html

統計的な処理を行うにはエクセルシートにデータを貼り付けて、加工する必要がある。加工する時に便利な方法は、ホームページの一枚のデータ(例えば「昨年6月の気象データ」)を一枚のシートに貼り付け、次のデータ(例えば「一昨年6月の気象データ」)を別の一枚のシートに貼り付ける。大事なことは、貼り付ける位置を揃えることだ。どのシートも同じ位置にあるセルに同じ種類のデータが入るようにする(たとえばH6というセルに6月1日の最高気温というデータが入るならば、総てのシートで各年の6月1日の最高気温がH6セルに入るようにする)

こうするとエクセル上の関数を使って、複数年度にまたがるデータの平均や標準偏差などを簡単に計算することができる。(興味のある方はエクセルのヘルプで「3-D参照」を検索すると解説がある)

さてクールビズの話に戻ると、若い人の中にはブレザーに薄い色のズボンを合わせて、明るい色のバッグを持っている人が何人かいた。こういう姿はさわやかで良いものだ。特にトートバッグを提げている人がいたが、すっきりしている。

一方背広姿にネクタイだけ外した中年のおじさんも少ないながら何人かいた。今朝の気温ならネクタイを外す必要はないと思うのだが、クールビズということで、ネクタイを外したのだろうか?しかし気温が低いので、クールビズ機運が盛り上がらず、単にだらしない印象を与えていた。

クールビズやカジュアル・フライディは結構難しい。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

すずきのサルティン・ボッカ

2008年06月02日 | 食・レシピ

昨日「すずきのサルティン・ボッカ」を夕食に自宅で食べた。サルティン・ボッカ、Saltimboccaはイタリアなどで有名な家庭料理。子牛の肉などにセージを乗せて、生ハムで巻いてオリーブオイルで炒めたものだ。白ワインやバターで味を調えると美味しい。簡単な料理だが、美味なので人気が高い。昨日テレビを見ていると、あるタレント~名前は失念したが~が、肉の替わりに「すずき」」を使って、サルティン・ボッカを作っている番組に出会った。美味しそうで、かつヘルシーなので、ワイフに頼んで今日作ってみた。

「すずき」は、小平の角上魚類で買った。一匹950円を3枚におろして貰う。これをサルティン・ボッカとお刺身にすることにした。

久し振りに台所に入ろうかな?思っていたが、遅い午後スポーツ・クラブで汗をかいて疲れたので、ワイフに任せることにした。薄い生ハムをまとったスズキは、さっぱりした味だ。本来のサルティン・ボッカの中身は子牛などの肉なのだが、スズキでも良く合うことが分かった。次は自分で試してみよう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする