都の広報で青梅市の「吹上しょうぶ公園」のしょうぶがきれいだということを知り、6月1日日曜日ワイフと車で出かけた。新青梅街道を多摩に向かって走ると、車が空いていて４つ５つの交差点を連続して青信号で越えることができた。ガソリンの値上がりで、ドライブする人が減ったのだろうか？ガソリンスタンドの看板を見ると、大体レギュラー1リットルが170円だ。これでは遠出は控えたくなる。
自宅から50分程で吹上しょうぶ園に到着。しょうぶ園は空いている。2,30台の車が入りそうな駐車場があるが、駐車場は無料。200円の入場料が要ると書いてあったしょうぶ園も無料だ。何故かというと少し時期が早くてあまり花が咲いていないからである。「しょうぶ祭りは6月4日から」とのこと。
ところどころに咲いているしょうぶを求めて、歩くと初夏の風が渡り気持ちが良い。
この花には「東（あずま）の風」という名前が付いていた。
この花は「暁絞り」。花も美しいが名前も美しい。次から次と良く美しい名前を考え出すものである。
しょうぶ畑の脇の小川沿いにコアジサイが咲いていた。控えめな花だ。
「八ヶ岳」というショウブを見た。どうして「八ヶ岳」の名前をつけたのかは知らないが、来週の終末は八ヶ岳に行くのでとても心が動いた。これは幸先が良いなって。
「八ヶ岳」の花の上にトンボがとまっていた。
しょうぶ園を出て5分程車を走らせ「青梅カントリークラブ」の少し北にある天寧寺（てんねいじ）を拝観する。拝観料は無料。曹洞宗のお寺で参道の木立が引き締まった雰囲気をかもし出しているところが良い。
天寧寺から10分程車を走らせ、塩船観音にお参りする。ただし今日のお目当ては塩船観音の上からスタートする霞丘陵のハイキングコースだ。写真は塩船観音の阿弥陀堂の山門だ。
塩船観音はツツジで有名だ。今はもう時期はずれでほとんど咲いていないが。
お寺の裏に登ると「展望台」というべき、木立が開けた丘がある。富士山が見えるそうだが、今日は霞の中だった。大岳山の入道頭の頂上は良く見えた。私達はこの展望台から、「青梅カントリークラブ」のフェアウエイを左に見ながら、尾根道を少し歩き車をとめている塩船観音の入り口に戻ったので、正味20分程の散歩で終わった。尾根から谷にかけてエゴノキの白い花がきれいだった。
今日は車を使って随分楽をしたが、「吹上しょうぶ園」から塩船観音を経由して岩蔵温泉郷まで歩くのはちょっとしたハイキングコースのようだ。実際塩船観音には、足ごしらえのしっかりしたハイカー達が沢山いた。
まあ山歩きは来週に取っておこう。
