金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

梅雨時の花

2008年06月28日 | まち歩き

直前のブログで「この時期は神代植物園でも目立つ花はアジサイ、バラ程度だ」と書いたが、これは少し大雑把な意見で色々な花が咲いている。ただ桜の季節のようにアマチュア・カメラマンが殺到することはない。

バラを撮った。

Rose1

バラには色々な品種の名前が付いている。バラ園には何回か来ているが、名前が覚えられない。下の鮮やかなバラはファラオンという品種だ。でもすぐ忘れてしまいそうだ。

Pharaon

アジサイを写真に撮っている人は多い。神代植物園のアジサイの花は我が家のものなどより、数等色彩が鮮やかに見える。手入れが違うのだろうか?

Ajisai1

Ajisai3

ハクチョウソウという白くて小ぶりな花が咲いていた。「白鳥とどんな関係があるのかしらん」と思いつつ写真を撮っていたが、家に帰って調べてみると「白蝶草」であった。白い花が風に揺れると蝶が乱舞するように見えるという。Hakuchousou

Yuriazami

写真はユリアザミ。

ユリというと公園の出入り口に近い林の中にユリが群生していた。赤い花や青い花の写真を撮ることより白い花をきれいに撮ることは難しいと感じた。白い花で立体感を映し出すことは難しいと私は感じている。

Yuri

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緑深い神代植物園

2008年06月28日 | まち歩き

今日(6月28日土曜日)梅雨の最中で曇っているが、少し風があり気持ちが良いので神代植物園に出かけた。この時期の植物園ではアジサイやバラが目立つ程度で人目を引く花は多くない。むしろ様々な木々の葉が作る緑の諧調を楽しみながら歩くのが良いかもしれない。写真は桐の葉だ。

Kiri

ベンチのある木立を写真に撮った。写真を見ると北欧の公園のように明るい感じがするが、実際はもっと鬱蒼として少し湿っぽい場所だ。

Mori

梅が青い実を付けていた。青梅は夏の季語である。

青梅の臀(しり)うつくしくそろひけり     室生犀星

Ume

梅の句では、芭蕉の弟子の杜国の「うれしさは葉かくれ梅の一つかな」も良いと思っている。杜国は名古屋の大きな米商人だったが、先物取引の咎で所払いとなった。当時、先物取引は捕まる死罪になったが、杜国は罪一等免じてもらった。この句は配流の地で詠んだものだろう。

公園の出入り口に近い池は静かに緑の影を映していた。穏やかひと時だ。しかし明日からまた梅雨空が戻ってくるということだ。

Ike

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Have a field day (イディオム・シリーズ)

2008年06月28日 | 英語

昨日(6月26日)欧米の市場では、株式相場は3%近い大暴落を見た。金融セクターに悪材料が重なった上に原油が又高くなったからだ。

FTはある証券会社の重役のThe bears are having a field dayという言葉を紹介していた。Bearの一番一般的な意味は「熊」だが、相場で使われる場合は「相場に悲観的な見通しを持っている人。売りに回っている人」という意味である。Have a field dayは「大いに楽しむことができる」と意味で、文章全体としては「相場に悲観的な見通しを持って売りに回っている連中が大いに楽しむことが出来る」ということだ。

Fieldには野外という意味が一般的だが、軍隊用語で「パレード」という意味がある。パレードは日常軍隊が行っている軍事訓練より楽なので、このようなイディオムにが生まれたとオンライン辞書のWiktionaryに書いてあった。

なお一個人投資家としては、The bulls are having a field dayという日が早く来て欲しいものである。Bullは一般的には雄牛だが、相場では「強気相場を期待する人」という意味だ。

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