昨日(6月26日)欧米の市場では、株式相場は3%近い大暴落を見た。金融セクターに悪材料が重なった上に原油が又高くなったからだ。
FTはある証券会社の重役のThe bears are having a field dayという言葉を紹介していた。Bearの一番一般的な意味は「熊」だが、相場で使われる場合は「相場に悲観的な見通しを持っている人。売りに回っている人」という意味である。Have a field dayは「大いに楽しむことができる」と意味で、文章全体としては「相場に悲観的な見通しを持って売りに回っている連中が大いに楽しむことが出来る」ということだ。
Fieldには野外という意味が一般的だが、軍隊用語で「パレード」という意味がある。パレードは日常軍隊が行っている軍事訓練より楽なので、このようなイディオムにが生まれたとオンライン辞書のWiktionaryに書いてあった。
なお一個人投資家としては、The bulls are having a field dayという日が早く来て欲しいものである。Bullは一般的には雄牛だが、相場では「強気相場を期待する人」という意味だ。